妊婦は、よく歩くと良い。
(*切迫早産や胎盤に位置異常で医師から安静の指示がある場合は別です)
なぜ歩くと良いのか?
①血の巡りが良くなり体温が上がる。(冷えは難産のもと)
②骨盤周囲の筋肉が柔軟になり、出産時に産道が開きやすくなる。
③ゆっくり歩くと副交感神経が優位になりリラックスホルモンが分泌する。(血流が良くなるり体温が上がるだけじゃなく、各臓器の働きが良くなる。)
💡筋肉やホルモンの原料となるタンパク質脂質など栄養をしっかり摂っていることが前提です。
どれくらい歩くと良いのか?と、良く質問されます。
気持ちよく歩ければ時間は気にしないでと話しますが、毎日2時間以上歩いてた妊婦さんは分娩2期(子宮口全開から生まれるまで)の平均時間が短いというデータもあるので、
2時間という数字は参考にしても良いかもしれません。
あくまで参考で…体調を優先してください。
歩く場所は緑がある土の地面の所が良いですが、そういう場所に行くには車を出さなければ…という場合はその限りではなく…ご近所の商店街でも歩かないよりは良いと思います。ですが、ショッピングモールなど、あれこれ頭を使う場所は安産体質の散歩には向いてないですね。
のんびり、ゆっくり、ぼーっと歩いてください。
帰宅後はお昼寝も良いです。副交換神経が優位になりきっと眠くなると思います。
あ!出発前に「なんのために散歩するのか?」とマインドセットも忘れずに!
「言われたから行かなきゃ…」では効果半減です。寒くて運動不足になりがちな季節ですが安産体質を手に入れる妊婦さんは気持ちよく歩いてくださいね!